『国産小麦 無添加 焼きたてパン』Buns原新町

bakeryを通じてどんなベネフィットを提供できるのか?開業を目指す日記です。

立地7割③

先日は開業支援を行なっていただけるリエゾンプロジェクトの担当者の方と一緒に第1候補と考える物件の確認。

大分市内の高城駅から歩いて15分くらい。

住み始めてから長い人が多そうな場所で、裏手には保育園。会社の営業所も多く10分も歩けば何でもある場所。

私自身も店舗を立ち上げる経験を今の会社でしてはいるものの、建物の規格や、場所は会社の専門部署が決めていたことから、立地の選定については少し弱いと実感しました。

更に言うと、業種が違えば、客層も変わるため、確認する視点は当たり前と言えば当たり前だが勉強になりました。

・(昼間の売上を支える)主要客層は女性  女性が入り易い駐車場か

・視認性に問題はないか

・周辺には誰がどのような生活を営んでいるか

・入口に階段はないか

一見大したことがなさそうな「障害」でも、人の潜在意識に残るもの。例えば、駐車場の入口を狭くする縁石程度のものでも、ないに越したことはない。

評価としては「悪くはない」とのことで、支払目処が立てば決めてもよいと考えています。

但し、購入物件で2,700万円。

店舗敷地面積は15坪程度。

借入を依頼するコンサルタントの先生に返済モデルプランの作成をお願いして、賃貸物件を引き続き探すようにしてみます。

現役社長のお話

会社を通じて、中小企業家同友会大分支部の会合に毎月出席させていただいてます。

毎回0人〜50人くらいまでの従業員を抱える経営者の皆さんが出席して、あるテーマに沿ってディスカッションする形で進行します。

昨日は、60名程が8テーブルに分かれて「経営課題」をテーマに行われました。

やはり、課題としては「人」に関することが圧倒的に多かったです。

人をどう確保して、育てていくのか・・。

現在私が勤務する会社は社員数1,400名、パート・アルバイト17,000名の会社です。

私にとっても、エリアマネジャー時代に80名の店長育成が重要課題であったことを思い出しました。

会社や組織の目的は「存続」なので、最低限利益を出していかなければなりません。

しかし、店長はどんなに忙しくても給料が比例して支給されるわけではないので、なんなら「忙しいより暇な方が・・。」と考えがち。

自分達がその会社に居ることの目的や動機をどう喚起していくのか?

社員がプライドを持てる会社かどうか?

マクドナルド時代は「我々の会社はハンバーガー屋ではなくピープルビジネス」の考え方のもとで、人のマネジメントを徹底的に教育されました。

このあたりのノウハウを子育てや店舗運営にも活かしていきたいと考えています。

立地7割

やはり、脱サラ(この表現は古い?)してお店を始めたいと「思うだけ」の人が多いのか、不動産会社を直接訪問しても反応は非常に悪い。上場企業の部長の名刺を出しても、「やめときなよ・・。」的な反応をされるとつらいですね。

相手にされないというのは、別にお客様扱いされないと言うわけではなく、物件を紹介されない。車で道を走っていれば、いくらでも「テナント募集」の看板を見かけるものの、「ない」と言われるのはなぜ?と言いたくなる。

更に、こちらからアプローチしなければ、絶対に先方から連絡があることはありません。

ある程度の仲介手数料を支払うので、不動産会社にも営業面のメリットはあると思うのですが・・。事情が分かる方がいらっしゃれば教えてください。

ただ、いくつか回ってみて、コツみたいなものはつかみつつあります。

不動産会社を訪問する時は、希望する場所や店舗の坪数、家賃の上限など具体的な話をすることと、1番大切なのは「いつから始める」かを伝えること。

そうすれば、ある程度の数の物件は出てきます。

それから、条件を入力すれば物件情報が出てくるサイトがいくつかあるのですが、これは使えます。サイトを通じていくつか希望に沿う物件に巡り合うことができました。

 

立地7割②

お店の場所はとても大切。

売上を決めるのは商品と立地。その中でも立地は売上の7割に影響を与えるとして、勤務している飲食業界を通じて、

学生の皆さんにもよくお話していました。分かってはいるものの、自分の店となると話は別で、金銭的なもの以外に家族の生活環境や競合っぽい店舗がどの程度離れていればよいかなど、考え出したらキリがなく、妥協しているうちに自分のイメージとは全くかけ離れた場所を候補にしていることもあります。

私はなるべく住んでいる人の生活から離れたくないことから、メインストリートというか大きな道路から2つも3つも奥に入った、住宅街にお店を出したいと考えています。面積としては売場面積と厨房で10坪もあれば十分。

①現在の学区内か通学可能圏内

開業目的の3分の1くらいは、3人いる子供達の生活を身近にすることなので、できれば子供達の負担は最小限にしたい。

②市街地中心部は避ける

思い出したときに買っていただくのではなく、来店頻度の高い店としてお客様の生活の一部に組み込んで欲しいので、賑やかな場所は避ける。

③市場のあるところ

同じコンセプトの店が近くにあるのは避けたいが、パン屋が他にある場所であったとしても、それは「売れる場所だからお店がある」筈なので、それを市場の存在と考えるなら、競合があっても、そこに飛び込むくらいの感覚でいます。

このような考え方で出店場所を探しています。

 

 

 

 

 

 

 

パンを売って生計を立てたい

現在は会社員として経済的には特に不自由していないものの、「何か物足りない・・。」と感じて、新しい何かに手を出そうとするのはよくある話です。

そんなよくある話を何とか成功させたいと考えて、このブログを立ち上げました。

自分の行なっていることの方向性がズレていかないように、自分自身が振り返ることができるように。

それから、多分、「自分で何かやりたい」と思っている人の参考になるように。

 

開業の目的は、「自分にしかできない仕事を通じて、世の中に貢献すること。」

それが、子供たちに何か特別な価値観につながって、それぞれが個性を育てることにつながって欲しいと思っています。